【中村玄】7/13より通常営業再開します。

4回目の緊急事態宣言で再び酒類提供禁止。しかも酒類販売業社への要請に従わない飲食店に対して取引停止要請、金融機関の働きかけ発言、協力金の事前支給などあの手この手を使って何としてでも飲食店を犠牲にしたいらしい。
怒りを通り越して悲しい気持ちです。
 
弊社は小さな会社ですが、絶対に倒産しない!と昨年3月に決めて、要請の範囲内でできることを必死にやってきて1年以上経ってしまいました。
できることというのは資金繰りなどの経営的な部分とテイクアウト.デリバリー.ランチ.物販など営業的な部分と両方の部分から自分たちなりにやり尽くしたつもりです。
まだまだ努力が足りないのかもしれませんが、今となっては先の問題に直面する時期に来てしまいました。
 
コロナ禍が始まった頃、誰もが長引くことは予測してwithコロナとか言ってたような気がしますが、最近ではwithコロナどころかオリンピックありきのコロナ対策しか考えられていないような気がします。
オリンピックが終わって万が一普通に近い日常がいつか戻ってきたとしても飲食店の人手不足という問題があります。
 
度重なる思いつきのような緊急事態宣言発令や延長はいつのまにか焦点が飲食店の時短や酒提供禁止になってしまい、飲食店で働きたいという人材が減っていることは事実です。
雇用調整助成金である程度給与は補償できたとしてもたくさん稼ぎたいと思っているアルバイトは時間が余り、他の仕事を探す人もいます。
ほとんど利益の出ないテイクアウトやデリバリー、ランチだけでは飲食店で働きたいという目的からズレてしまって魅力を感じなくなってきます。
採用が決まっても緊急事態宣言延長によって辞退した人もいました。
 
これ以上行き当たりばったりの緊急事態宣言にお付き合いしていると、いざ通常営業を始めるときに人手不足で営業できないという状況が少なからずあるのではないかという懸念があります。
スタッフの精神面やモチベーション含め、もはやお金の問題だけではないということです。
 
飲食店は現場スタッフあっての商売です。
場所があっても食材や酒があっても人がいなければ成り立ちません。
だから今回も通常営業を再開するかどうかの判断は現場スタッフの気持ちを一番重要視しました。
要請に従わないわけなので、そのことに対して反対だという社員がひとりでもいればやるべきではないし、会社から言われたから仕方なくやるというのでは店は盛り上がりません。
結果、通常営業しよう!と皆の意見が一致したので気持ちよく営業を再開できます。
 
かといってコロナが収束したわけではありません。
私個人の考えですが、ワクチン接種が進んだとしてもウイルスは変異するものだし、ゼロコロナは多分あり得ないのでやはりwithコロナしかないんじゃないでしょうか。
海外の状況をみているとよくわかります。
重要なのは感染者数ではなくて、死者数や重症者数が減っていけば、自分にとってのwithコロナのあり方は各個人で決めてもいいのではと思ってしまうのですが…
 
というわけで【中村玄】は明日(7/13)から感染対策をしっかりして通常営業再開します。
感染拡大防止の観点から基本的にご予約のみ、人数制限、時間制限がありますので、必ずお電話で確認の上、ご来店ください。
 
【中村玄】
渋谷区恵比寿南1-18-11 西田ビル2階
tel 03-3711-5897
※月曜定休
火曜〜金曜 17時〜23時(LO21時半)
土曜、日曜、祝日 16時〜22時(LO21時)
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