



店名の意味ってなんだろう?
【中村玄】はこの場所で創業してから28年が経ちました。
【201号室】→【中村昭三】→【中村圭太】→【中村玄】と店名や業態を変えながらなんとか生き残っています。
店舗は2階にあり1階の入口に看板を出したことはありませんが、なぜか【中村玄】になってから2階の玄関脇に表札を出すようになりました。
15年ほど経ったので当時の理由は忘れてしまいましたが、おそらく普通の家庭の玄関だと思わせる演出だったような気がします。
その間、紙に手書きの表札は一度も変えることなく年季が入って店のシンボルのようなかんじになってしまいました。
ところが10日ほど前、何者かに表札が盗まれてしまいこのままなくてもいいかなーと思っていたのですが、店長が手書きで表札を作ってつけてくれたのでそのままにしておきました。
そして昨夜の出来事、今度は表札が裏っ返しになっていました。
もう気持ち悪いのでそのまま表札なしにします!
玄関まで来て不安になる方はいらっしゃるかもしれませんが、ほぼ予約のお客様なので問題ないかと。
そこで考えたこと。
誰がそんなイタズラをしたのかはどうでも良くて店名って一体なんなんだろうってこと。
看板の必要性とか店の目印とかショップカードの意味とかオーナーの名前が店名だったりとかの意味とか。。。
なんとなく何年もそのままにしておいたことが実は意味のないことだったりもっと真剣に向き合う問題だったりするのではないかと考える良いきっかけになりました。
ちっぽけな店ですが【中村玄】の店名をブランドとして残して次世代へ繋げていきたいのです。
そのことがイイコが生きてきた証だから。
表札も何もなくなってしまいましたが【中村玄】は通常通り営業しておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。